線路に繋がれ怯えるワンコ、手前で列車を止めた運転士の行動が讃えられる
線路に繋がれたワンコに素早く気づき、その手前で列車を停止させた運転士の行動が称えられている。
運転席から降り、犬を救助する
その出来事が起きたのは、南米チリのValparaiso地区にある街、Llay-Llayとされている。
英紙Mirrorによれば、ワンコは列車が迫る中で怯え、吠えたり唸ったりしていたという。
しかし運転士は素早く犬の存在に気づき、列車を停止させ、その後運転席から降りて、犬の方へ向かい、救助したとされている。
その時の動画がこちらになる。
市長も犯人を告訴すると明言
この事件を受け、Llay-LlayのEdgardo Gonzalez市長は、捜査を開始したと発表。さらに犬を線路に繋いだ人間を動物虐待の容疑で訴えるとし、次のように述べた。
「私たちは社会で見られる残虐さにショックを受けています。私たちは無力な動物に対する、このような事件を非難するとともに、拒否します。そして犬の命を救ってくれた運転士の行動に感謝しています」
また市長はワンコを獣医に見せるなど必要な支援を提供するために運転士と連絡を取り合ったとし、犬を養子に出す方法を探すつもりだと述べている。
さらに動画を見た人からも「かわいそうな犬、どうしたらこんな残酷になれるの?」や「列車を止めてくれて、犬を救ってくれてありがとう、神の祝福を」といった感謝のコメントも寄せられたという。(了)
出典元:Mirror:Hero train driver does emergency stop to save dog tied to railway tracks(6/19)