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【香港デモ】警官がついに拳銃を抜き、市民に銃口を向ける

【香港デモ】警官がついに拳銃を抜き、市民に銃口を向ける
Twitter/Mike Bird

デモが続いている香港で、ついに警察官が市民に拳銃を向ける場面が撮影された。

 

警棒を奪われた警察官が拳銃を抜く

 

香港では「逃亡犯引渡し条例改正案」の完全撤廃を求めてデモが続いており、12日には多くの市民が香港国際空港へ詰めかけた。

 

そしてウォール・ストリート・ジャーナルのMike Bird記者は、空港で1人の警察官がデモ参加者の1人を拘束しようとしている場面を撮影していたという。

 

警官は警棒を手にし、デモ参加者を床に倒してとり押さえようとするが、その後仲間の市民が警官に向かっていき、警棒を奪った。

 

武器を奪われた警官は、やがて多くのデモ参加者に囲まれるが、その時ついに腰にあった拳銃を引き抜き、銃口を市民に向けた。その様子がこちら。

 

市民のふりをした警察官が紛れていた

 

動画ではその後、市民らが後退し、警官も拳銃を構えただけで、やがて仲間の警官隊によって保護された。

 

Bird記者も、この出来事が8月13日の夜に起き、拳銃を抜いたことはびっくりしたが、これによるケガ人はいないと伝えている。

 

また他にも、市民のふりをしてデモ隊の中に紛れていた私服の警官が、デモ参加者を押さえ付け、殴っている様子も撮影されたという。

 

そしてデモ隊の中に警官を紛れさせていることについては、香港警察も認めている。下の動画の閲覧にはご注意いただきたい。

 

 

そもそも香港警察による過剰な暴力は、これまでも数多く伝えられており、先日は警官が発砲したゴム弾(もしくはビーンバック弾)が女性の目を直撃。大ケガを負うという出来事も起きた。(デモ隊側は女性が失明したと主張している)

 

 

このためデモ参加者らは以前から、警察の暴力行為を調べる独立調査機関の設置を求めてきたが、香港政府はいまだに応じていない。(了)

 

 

出典元:METRO:Hong Kong policeman pulls gun on protesters after being attacked with own baton(8/13)

出典元:BBC:Hong Kong protests: Police defend use of ‘disguised’ officers(8/13)

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