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ガザ地区にある国連の学校も攻撃の被害に、少なくとも6人が死亡

ガザ地区にある国連の学校も攻撃の被害に、少なくとも6人が死亡
X_UNRWA

ガザ地区にある学校が攻撃され、少なくとも6人が死亡し、死者数がさらに増えるとの見方が出ている。

 

国連が運営する学校に攻撃

 

攻撃を受けたのは、ガザ地区内のアル・マガジ難民キャンプにある、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の学校とされている。

 

国連によれば、この学校には約4000人のパレスチナ人が避難しており、また職員も働いていたという。

 

しかし攻撃により、建物が深刻な構造的被害を受け、6人が死亡。多くの職員も負傷し、死者数がさらに増えると考えられている。

 

「常軌を逸している」

 

UNRWAのフィリップ・ラザリーニ事務局長は、この攻撃について、次のように非難した。

 

「これは常軌を逸している。またしても民間人の命を著しく軽視している。 UNRWAの施設でさえも、ガザにはもう安全な場所はありません。少なくとも4000人がこのUNRWAの学校に避難している。彼らは、昔も今も他に行くところがないのです」

 

もっともUNRWAは声明でも、この攻撃が誰によって行われたのかは、明言していない。

 

ラファ国境検問所にも爆撃

 

一方、ガザ地区とエジプトの国境にあるラファ国境検問所にも、これまで複数回、イスラエル軍の攻撃があったという。

 

ラファ国境検問所は10月9日と10日に3回、イスラエル軍の爆撃を受け、その後閉鎖されたそうだ。

 

 

そして17日にも、再び攻撃にさらされた。

 

 

エジプトのサメ・シュクリ外相は、BBCラジオに対し、次のように語っている。

 

「救援物資の安全な通路を確保するため、すべての国連機関と常に連絡を取り合っています。検問所の反対側(イスラエル側)からの安全な通行許可はまだ出ていません。イスラエルが南への移住を呼びかけるのは、水も電気も食料もない人々を放置するもので、国際人道法に完全に反しています」(了)

 

出典元:METRO:At least six killed after Gaza school hit by Israeli air strike(10/17)

出典元:ABC News:Israel-Gaza updates: Israeli forces preparing for ‘wide range of offensive plans’(10/17)

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