イスラエル人の入植者がパレスチナ人の住宅を包囲、米仏も非難

イスラエル人の入植者たちは数ヶ月にわたり、占領下のヨルダン川西岸地区で略奪行為を繰り返し、パレスチナ人の町や村を容赦なく攻撃してきた。
支援物資を届けるのを軍が阻止
そしてヨルダン川西岸地区北部の都市、ナブルスの南にあるQusra村では、8月9日からイスラエル人の入植者らが、3軒のパレスチナ人の住宅を包囲。電気や水道を止め、パレスチナ人を追い出し、彼らの建物や土地を無理やり奪おうとし続けた。
パレスチナ人の住民らは、家を空ければ、入植者らに占領されると考え、屋内にとどまり続けたが、13日にはイスラエル軍が「安全確保」を名目に、パレスチナ人の家族らに、家から退去するよう命じ、代わりにイスラエル兵士が建物を占拠した。
結局、イスラエル兵は入植者から家を守った形になったが、平和活動家らによると、自宅を包囲されたパレスチナ人に対し、支援物資を届けようとしたところ、イスラエル兵士に阻止されたという。
つまり、実際にはイスラエル軍は、これまでも入植者らを保護しており、そのため入植者らは何の処罰を受けることなく、パレスチナ人の町や村を襲撃し続けてきた。
米大使「テロ行為」と異例の非難
今回のQusra村の件では、フランス政府も、入植者らを強く非難。「X」において「イスラエル当局に対し、これらの行為の実行犯を逮捕し、訴追するよう求めるとともに、イスラエルの入植政策が、二国家解決を脅かすものである」と指摘した。
またイスラエルの強固な支持者である、アメリカのマイク・ハッカビー駐イスラエル大使も、入植者たちの包囲を、異例とも言える厳しい言葉で非難。SNSで、次のように述べた。
「この(パレスチナ人)家族を威嚇し、嫌がらせをするために恐ろしいテロ行為に及んだ者たちの行動は、極めて不快で許しがたいものだ。そのような暴徒のような振る舞いに、弁解の余地はない」
The US ambassador to Israel, Mike Huckabee, has condemned settlers who are holding three families in the occupied West Bank village of Qusra, near Nablus, under siege, as “Israeli terrorists”.
So what did Huckabee say and how significant is this? https://t.co/WIOevMLbVF pic.twitter.com/o6HVnoqQ95
— Al Jazeera English (@AJEnglish) August 14, 2026
ヘブロンでパレスチナ人が銃撃される
しかしヨルダン川西岸地区では、イスラエル人の入植者らによる襲撃が続けられており、14日には南部のヘブロンの町、Sa’irでもパレスチナ人が襲われた。
またヘブロンのAl Adisa地区でも、2人のパレスチナ人が、イスラエル人の入植者により銃撃され、頭部や背中を負傷。救急チームが治療のため、2人を病院へ搬送したという。
イスラエルのカッツ国防相は先日、ヨルダン川西岸地区の入植者に関する法執行権限を、イスラエル警察に移管すると発表。しかし、この決断には、イスラエルの議員からも、「国内法、国際法にも違反する」と批判の声が上がった。(了)
出典元:Aljaazeera:Iran war live: US eyes ‘indefinite’ naval blockade, vows to isolate Tehran(8/14)

























