米軍への報復として、イラン軍がクウェートやヨルダンなどの基地を攻撃

アメリカ軍は7月30日の午前1時(グリニッジ標準時)に再び、イランを攻撃し、複数の場所で爆発が確認された。
イラン各地で爆発音
イラン革命防衛隊(IRGC)によれば、アメリカ軍は30日、イランのゲシュム島にある建物を爆撃し、夫婦と2歳の子供が死亡したという。
またアメリカ軍の攻撃により、Kish島、イラン南部の都市、ブーシェフルや、南西部のフーゼスターン州の4カ所でも爆発音が聞こえたそうだ。
さらにイラン北西部のザンジャーン州でも、アメリカ軍の別の攻撃により、IRGCの隊員3人が死亡したと発表された。
イラン外務省のバガイ報道官は、ゲシュム島で夫婦と2歳の子供が死亡したアメリカ軍の攻撃を激しく非難。この攻撃で、複数の家屋が破壊され、タクシー運転手のQeysar Jafari氏とその妻Zahra Jafari氏、そして2歳の子供が死亡したと、「X」に投稿した。
イラン側も周辺国に報復攻撃
一方、イラン軍も報復として、クウェートとヨルダンのアメリカ軍基地を標的とした攻撃を行ったと明らかにした。
クウェート側は30日、イランが同国北部の中国企業の建物を攻撃し、作業員1人が死亡したと発表した。
またイラン軍は、バーレーンのSheikh Isa基地にあるアメリカ軍施設も攻撃したと明らかにした。
Iran’s Revolutionary Guard Corps released a video of what they say were missiles launched by their naval forces targeting US aircraft at Jordan’s Al Azraq air base, in retaliation for US strikes on Qeshm Island that killed three people. pic.twitter.com/HRxGlWC6AN
— Al Jazeera English (@AJEnglish) July 30, 2026
米上院で戦争権限法が否決
アメリカ連邦議会の上院では、トランプ大統領のイランに対する軍事行動の継続を制限する決議案が民主党から提出されたが、共和党の議員により否決された。
この決議案は、議会の承認がない限り、トランプ大統領に、アメリカ軍の敵対行為を停止することを義務付けるものだった。
しかし上院では反対50票、賛成49票という僅差で、否決された。共和党からは3人の議員が民主党と共に、この決議案を支持。しかし民主党からは、1人の議員が否決に回った。
ガザ地区で4人が死亡
イスラエル軍は、停戦中であるにも関わらず、ガザ地区へも攻撃を続けており、7月30日には少なくとも4人のパレスチナ人が死亡(うち2人は子供)、数十人が負傷した。
また国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)によれば、イスラエル軍は北部のガザ市、中部のDeir el-Balah、南部のハンユニスにある停戦ライン「イエローライン」を前進させたという。
さらにイスラエル軍は、ヨルダン川西岸地区北部の都市、ナブルス東部の町、Beit Furikにおいて、パレスチナ人男性(59歳)の乗る車に発砲し、男性の首を実弾で撃ったそうだ。男性はその後、病院に搬送され、現在治療を受けている。
イスラエル軍は占領下のヨルダン川西岸各地で、新たな入植地の前哨基地を設置し、襲撃を行い、建物の破壊命令を発令し、パレスチナ人による消火活動を阻止するなど、複数の事件を引き起こしている。(了)
出典元:Aljazeera:Iran war live: IRGC says it hit Kuwait and Jordan after deadly US strikes(7/30)

























