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ロシアで反戦を唱える政治家が、大統領選への立候補を禁止される

ロシアで反戦を唱える政治家が、大統領選への立候補を禁止される
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ロシアで反戦を唱える人物が、大統領選に立候補しようとしたのだが、不正が見つかったとして選挙管理委員会から、出馬禁止にされた。

 

「ウクライナ侵攻は間違い」

 

その人物とは、ボリス・ナデジディン氏(60)だ。

 

反プーチン派と交流のあるベテラン政治家のナデジディン氏は、「プーチン大統領がウクライナで、特別軍事作戦を開始したという致命的な間違いを犯した」と主張。

 

2024年の大統領選挙に立候補するため、10万人以上の署名を集め、選挙管理委員会に提出したという。

 

しかし選挙管理員会は2月5日、ナデジディン氏が提出した支持者の署名の15%が無効だと発表。2月7日には、署名の9000件以上に「不正」が見つかったとし、立候補を禁止にした。

 

最高裁に異議申し立てを行う予定

 

もっともプーチン大統領が完全に支配しているロシアでは、このようなことは予想されており、例えナデジディン氏が立候補できたとしても、選挙で不正が行われ、プーチン氏が勝利すると考えられている。

 

しかし選挙管理委員会の決定に対し、ナデジディン氏は最高裁判所に異議を申し立てるとしており、テレグラムにおいても、次のように述べた。

 

「中央選挙管理委員会の決定には同意できない。2024年の大統領選挙に参加することは、私の人生で最も重要な政治的決断だ。私は自分の意図を撤回するつもりはない」

 

ナデジディン氏はこれまで一般国民の間で無名の政治家だったが、野党の政治家で活動家でもあるアレクセイ・ナワリヌイ氏の支持者からも支援を受けているという。

 

このためロシア国営メディアはここ数週間、ナデジディン氏に対する中傷キャンペーンを強化しているそうだ。

 

また反戦を訴えているもう一人の候補者、エカテリーナ・ドゥンツォワ氏も、スペルミスなど書類上の誤りの疑いで、すでに選挙管理委員会によって立候補を禁止されている。(了)

 

出典元:The Guardian:Russian anti-war candidate Boris Nadezhdin banned from election(2/8)

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