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【イギリス】デルタ株で入院した488人のうち、ワクチンを2回接種した人は40人のみ

【イギリス】デルタ株で入院した488人のうち、ワクチンを2回接種した人は40人のみ
flickr_NIAID

イギリスでは、インド由来のデルタ株に感染している人が増えているが、先日ワクチン接種と入院患者との関係を示すデータが示された。

 

90%が2回のワクチン接種を終えていない

 

6月23日、イギリスのワクチン担当大臣であるNadhim Zahawi氏は、新型コロナウイルスに関するブリーフィングを行ったという。

 

そこでイングランドの公衆衛生局「Public Health England」のデータが示され、2月1日から6月14日までに、インド由来のデルタ株に感染し、入院した患者が488人いたことが示された。

 

そのうちの約66%にあたる324人がワクチンを接種しておらず、90%以上が2回のワクチン接種を受けていないことが示されたという。

 

また2回のワクチンを接種した人で、デルタ株に感染し、入院した人数はわずか40人しかいなかったそうだ。

 

ワクチンを2回接種することが重要

 

Zahawi大臣は「この数字は、ワクチンを接種すること、特に2回の接種を行うことの重要性を示している」と述べたという。

 

その上で、積極的にワクチンを接種しようとしている若者たちの動画を見て感激した、と述べている。

 

イングランドではすでに25歳から29歳のほぼ半数に初回接種を行い、6月18日から成人を対象にしたワクチン接種が始まっており、わずか1週間で18歳から25歳の3分の1が初回の接種を受けているという。

 

このため高齢者が入院する割合も減っており、最新のデータでは、高齢者が占める割合は3分の1以下になっているそうだ。

 

イギリスでは前週比でCovid-19の感染者数が44%増加しているが、政府は「自由の日」となる7月19日までにできるだけ多くの人にワクチンを接種するよう求めているという。(了)

 

出典元:METRO:More than 90% of people in hospital with Delta variant haven’t had two vaccines(6/23)

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