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ウクライナ航空機、墜落の瞬間と見られる複数動画、ミサイル残骸の写真も

ウクライナ航空機、墜落の瞬間と見られる複数動画、ミサイル残骸の写真も
Twitter/شبکه راوی

ウクライナの航空機が墜落した問題で、アメリカ政府の関係者は、イランによって撃墜された可能性があるとの見方を示している。

 

米衛星がミサイルの熱源を検知していた

 

ウクライナ国際航空の旅客機は1月8日の早朝、離陸直後にイランの首都テヘラン近郊で墜落。乗客乗員176名が全員死亡した。

 

死者のうち82人はイラン人、63人はカナダ人、11人はウクライナ人、10人がスウェーデン人、イギリス人とドイツ人が各3人だったと言われている。

 

ABC Newsによれば、旅客機の墜落はアメリカ軍が駐留しているイラクの基地に向け、イランが弾道ミサイルを発射してから、数時間後に起きたという。

 

このため旅客機がイラン軍によって、誤って撃墜されたとの憶測が広がっていた。

 

米政府関係者はABC Newsに対し、イランが旅客機をレーダーで追跡しており、2発の地対空ミサイルを発射して撃墜したとの見方に、アメリカの情報当局が自信をのぞかせていると語っている。

 

実際、アメリカの衛星は、旅客機に接近していく2つのミサイルの熱源の痕跡を検知していたそうだ。下の動画は、墜落現場の映像。

 

ミサイルはロシア製の「Tor」か?

 

カナダのトルドー首相も同じような見方を示しており、1月9日には記者会見で次のように語っている。

 

「私たちには、複数のソースからの情報があります。それらは同盟国からの情報やカナダ自身の情報も含まれます。それらの証拠は、イランの地対空ミサイルによって撃墜されたことを示しています。これは故意ではなかったかもしれません」

 

もっともトルドー首相や米政府も、使用された地対空ミサイルの情報を明らかにしていない。

 

墜落現場で撮影された写真の中には、ミサイルの残骸と思われるものが含まれており、SNS上にも投稿されている。その写真からすると、ミサイルはロシア製の「Tor ミサイル(システム・SA-15)」だとの見方があるようだ。(しかし、これが本当に今回の墜落現場で撮影されたものなのか、まだ確認されていない)

 

イラン側はミサイル説を否定

 

もっともイラン政府は、誤ってミサイルによって撃墜されたという説を否定。故障などのテクニカルな問題で墜落したとの見方を示し、道路運輸省のQassim Biniaz氏も次のように述べたという。

 

「エンジンから火が上がっていました。もし墜落の理由がミサイルなら、旅客機は空中で爆発したでしょう。しかしエンジンには炎が上がっていたのです。そして機体をコントロールしようとしたパイロットの試みは、失敗したのです」

 

イランのメディアも墜落した様子と見られる動画を投稿している。下の動画はNew York Timesも公開している動画。

 

 

さらに ネット上で広く出回っている写真には、機体の残骸に開いた複数の穴が映されていた。

 

ISNA

 

(ただしこれらの動画や写真は、まだ正式に確認されていない。誤ったものが見つかり次第、削除させていただく)

 

イラン政府はカナダに情報共有を求め、イラン外務省も旅客機の製造元であるボーイング社に調査への「参加」を求めたという。(了)

 

 

出典元:ABC News:‘Highly likely’ Iran shot down Ukrainian airliner: US official(1/10)

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