スリランカの空港で生きたサソリ200匹を押収、中国人が機内へ持ち込もうとしていた!
スリランカの空港で乗客が機内に毒のあるサソリを持ち運ぼうとし、その後拘束された。
生きたサソリ200匹を密輸
その出来事が起きたのは1月13日、場所はBandaranaike国際空港とされている。
スリランカの税関職員が手荷物検査を行ったところ、中国人旅行客が持っていたカバンの中から、毒を持った生きたサソリ、200匹が見つかったそうだ。
その後、当局はサソリを密輸しようとした疑いで、旅行客を拘束。調査を進めたそうだ。
サソリはプラスチックに入れられて発見
調査によれば、サソリは旅行客のキャリーバッグにあったプラスチックのケースに入れられていたという。
税関職員は、200匹のサソリそれ自体に価値はないと考えているが、生きた野生動物を密輸し、不法取引を行うことはお金になるビジネスになっていると話す。
また旅行者が中国に帰ってから、サソリの毒を抜こうと考えていたことも明らかになったそうだ。
スリランカには18種類の毒を持ったサソリがいるが、猛毒で死に至るサソリは1種類しかいないとか。そして今回は押収されたサソリがどの種類なのかは、明らかになっていない。
この中国人旅行客には、違法にサソリを密輸しようとした罪で、約550ドル(約6万円)の罰金が科せられたという。そして現在は、中国へ戻っているそうだ。(了)
出典元:NYPost:Scorpions on a plane! 200 venomous arachnids found in passenger’s luggage(1/15)
出典元:THE STRAITS TIMES:Man busted with 200 live scorpions in luggage at Sri Lanka airport(1/14)