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【スペイン】新型コロナでスタッフが不在、複数の施設で見捨てられた高齢者の遺体を発見

【スペイン】新型コロナでスタッフが不在、複数の施設で見捨てられた高齢者の遺体を発見
flickr_shando.

スペインにある複数の高齢者施設に老人が取り残され、そのうちの何人かが死んだ状態で発見された。

 

遺体のそばに取り残された高齢者も

 

地元メディアによれば、スペイン軍の部隊は新型コロナウイルスの感染拡大阻止を支援し、殺菌消毒をするため、公共のエリアや施設などに派遣されたという。

 

そして複数の高齢者施設を訪れた際、誰にも面倒を見てもらえないまま取り残された人や、すでに亡くなっていた高齢者を多く発見した。

 

亡くなった高齢者は新型コロナウイルスに感染していたとみられ、また施設の部屋には愛する人の遺体のそばに取り残されたままの高齢者もいたとされている。ただしこれらの高齢者施設の名前や、死亡した人数などは正式には発表されていない。

 

なぜこのような事態になったのか?

 

バレンシア州アリカンテ県のアルコイにあるケア・ホームでは、3月23日に合計21人の死亡が確認されている。

 

州の検察官は、すでにマドリードにある「Monte Hermosoケア・ホーム」の捜査を行っていると発表しており、そこでも先週、17名が亡くなっているそうだ。(高齢者が取り残された施設かどうか定かではない)

 

一体なぜ、このようなことが起きたのだろうか?伝えられるところによれば、それらの施設では新型コロナウイルスが発生し、隔離するためにスタッフは自宅へ送られたという。

 

しかしこの際、高齢者施設にいた住民らはそのまま取り残され、完全に見捨てられた状態になってしまったそうだ。

 

スペインでは20の高齢者施設で新型コロナウイルスの感染例が確認されているが、多くの施設では適切に高齢者をケアしているという。

 

しかし感染が発覚した場合、(隔離など)厳格な法律への重圧が、義務を果たせない人々に影響を与えているため、スペイン当局は今後、高齢者を守ることについては、厳格であると同時に柔軟に対応すると述べている。(了)

 

 

出典元:METRO:Bodies of coronavirus victims pile up in nursing homes after staff flee(3/24)

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