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米連邦議会占拠事件で対処していた警察官が自殺、非番の日に命を絶つ

米連邦議会占拠事件で対処していた警察官が自殺、非番の日に命を絶つ
YouTube/Storyful Rights Management

先日、トランプ大統領の支持者がアメリカの連邦議会議事堂を占拠する事件が起きたが、これに対処した警察官がその後、自殺していたことが明らかになった。

 

非番の日に自殺

 

亡くなったのは、連邦議会の警察官であるHoward Liebengoodさん(51)だ。

 

彼は1月6日、議事堂に押し入ろうとするトランプ支持者に対処していたという。

 

しかしこの事件から数日後、非番の時に自殺しているのが発見された。ただし現時点では、自殺の動機はわかっていない。(議会警察は10日に彼の死について確認している)

 

占拠事件で警察官の犠牲者は2人目

 

連邦議会警察によれば、Liebengoodさんは2005年4月以来、この職務に就いていたという。また警察組合のGus Papathanasiou委員長は、彼の死について「悲劇的な日だ」とした上で、次のように述べている。

 

「すべての連邦議会議事堂の警察官は自分の安全よりも他人の安全を優先し、Liebengood氏は議会警察の特徴である無私の奉仕の見本でした」

 

またナンシー・ペロシ下院議長やティム・ケイン上院議員、元国務長官のジョン・ケリー氏も、Liebengoodさんの死に哀悼の意を示したという。

 

連邦議会占拠事件では、すでに警察官のBrian Sicknickさんもケガを負って亡くなっている。(了)

 


出展元:CBS:Capitol Police officer who responded to attack has died(1/11)

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