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ハイチで起きたM7.2の地震により犠牲者が急増、1200人以上が死亡

ハイチで起きたM7.2の地震により犠牲者が急増、1200人以上が死亡
Twitter/Juan Carlos Pedreira

先日、カリブ海の国、ハイチで大きな地震が起き、犠牲者が増え続けている。

 

少なくとも1297人が死亡

 

8月14日の午前8時29分(現地時間)、ハイチ西部でマグニチュード7.2の地震が発生、家々が倒壊し、多くの被害が出た。

 

そして8月14日の段階では、犠牲者が300人以上とされていたが、翌15日には少なくとも1297人の死亡が確認されたという。

 

また2800人以上がケガを負い、現在も数百人の行方が分かっていない。

 

 

この地震では多くの建物が倒壊し、まだ下敷きになった人々が取り残されているとみられ、熱帯性暴風雨が接近する中で、救助隊は時間との戦いを強いられている。

 

米国国立ハリケーンセンターによると、熱帯性暴風雨「グレース」は、16日にハイチに大雨をもたらすと予想され、鉄砲水も起きる可能性があるという。

 

各国が支援の手を差し伸べる

 

アメリカの国際開発庁は、災害救助チーム65名を派遣し、23.6トンの医療物資や工具などをハイチに送っている。

 

またキューバやエクアドルも、医療や捜索救助チームを派遣。メキシコやチリ、ペルー、ベネズエラからも、支援の申し出があったそうだ。

 

ローマ教皇フランシスコも8月15日、ミサにおいて、多くの国々に迅速な支援を呼びかけ、ツイッターにも「皆の連帯が悲劇の影響を軽くしてくれますように」と投稿した。

 

 

今回の地震では、キューバやドミニカ共和国でも揺れが感じられたとされ、ハイチでは現在、緊急事態宣言が発令されている。(了)

 

 

出典元:DW:Haiti: Death toll in massive earthquake rises above 1,200(8/15)

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