逃走中のバイクが車に衝突、テレビの生中継中にライダーの体が宙を舞う
アメリカでは、逃走中の犯人をテレビ局のヘリコプターが追跡し、撮影しているが、今回、ショッキングな事故の様子がニュースで放送された。(あまりにもショッキングなため、この記事では動画を使用していない)
テレビ局のヘリがバイクを追跡・撮影
その事故が起きたのは1月20日、場所はカリフォルニア州・ロサンゼルスの街、West Hillsとされている。
その日の午後、警察の交通違反の取り締まりから逃れようとした男がバイクに乗り、時速130マイル(時速200kmほど)で逃走を続けていたという。(テレビでの表示は時速85マイルとなっている)
その時、地元のテレビ局「KCBS-TV」の報道用のヘリが、男を追跡。猛スピードで逃げるバイクの姿を撮影し続けた。
しかし交差点に進入した瞬間、バイクは車と衝突。ライダーの体が投げ出され、宙を舞った。その様子は実際に放送されたという。
盗難車だと判明
警察によると、当時覆面パトカーが不審に思い、このバイクのナンバーを調べてみると、盗難車であることが判明したという。
また警官が駐車場でバイクを止めようとしたところ、このライダーは時速100マイル以上(約160km)で逃走したそうだ。しかし警察は当時、このバイクを追跡していなかったと主張している。
多くの警察署では、ライダーや他の人々にとって非常に危険であるため、状況に応じてオートバイの追跡を控える方針をとっているそうだ。
結局、このライダーはその後、死亡が確認された。しかしまだ身元は分かっていないという。(了)
出典元:MailOnline:Moment motorcyclist fleeing LAPD at 130mph is killed in head-on crash on TV to the horror of newscaster describing the chase live(1/21)