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社長が自らの給料を抑え、従業員に年俸760万円を保証した企業が3倍の成長

社長が自らの給料を抑え、従業員に年俸760万円を保証した企業が3倍の成長
YouTube/Gravity Payments

自らの給料を抑え、逆に従業員の給与を上げた企業の経営者(CEO)がアメリカにいる。そして今回、彼は会社の収益が3倍になったと発表し、注目を集めた。

 

従業員の最低年俸、約760万円を保証

 

そのCEOとは、Dan Priceさん。彼は6年前、ワシントン州のシアトルを拠点に、クレジットカードの処理会社「Gravity Payments」を設立したという。

 

しかし、この会社の賃金システムは、他の企業とはかなり異なっていた。

 

PriceさんはCEOでありながら、自らの給料を抑え、逆に従業員の最低賃金を年間で7万ドル(約760万円)にし、保証したそうだ。

 

Priceさんはこの方法で業績を伸ばし、収益が3倍になったと4月20日、ツイッターで報告した。

 

メディアで注目されてきた人物

 

Priceさんは以前から、多くのメディアで紹介されており、経費を抑えるより、むしろ従業員たちに多くのお金を費やすといった、自らのビジネス哲学を語ってきたという。

 

しかしFox Newsなどは、彼を「社会主義者」と呼び、従業員はやがてパンの列に並ぶ(生活保護を受ける)だろう、と酷評していたそうだ。

 

ところが自らの経営哲学を実践してきた結果、Priceさんの会社の収益は3倍となり、ハーバード・ビジネス・スクールのケーススタディとなり、家を購入した従業員らは10倍に増えたと明らかにした。

 

そもそも最低年俸を約760万円に設定した所、従業員の数が70%増加し、顧客基盤も3倍になったという。

 

またPriceさんはアイダホ州の企業「ChargeItPro」を買収。そこでも従業員に対し、最低年俸の760万円を保証している。Priceさんは、次のようにツイッターに投稿している。

 

「社員が産んだ赤ちゃんは10倍になった」「顧客の数は2倍に」「社員の70%が借金を返済した」「社員が買った家は10倍になった」「401(k)拠出型年金の支払いが155%になった」「離職率は半分になった」

 

 

ただPriceさんの会社も新型コロナの影響から、逃れることはできなかった。その点については、「HUFFPOST」が詳しく紹介している。どのように危機を乗り切ったのか、是非そちらもご覧いただきたい。(了)

 

 

出典元:The Hill:CEO who gave employees $70K minimum wage says revenue tripled 6 years later(4/15)

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