米連邦議会周辺にキツネが出現、議員や記者たちに咬みつき御用
アメリカのワシントンD.C.にある連邦議会周辺に、キツネが現れ、人々に危害を加えた。
少なくとも9人に咬みつく
その出来事が最初に報告されたのは4月4日、野生のキツネが連邦議会の外を行きかう人々を襲い始めたという。
そしてキツネは、下院議員やジャーナリストなど、少なくとも9人に咬みつき、その後捕獲されたそうだ。
そのキツネは罠にかかって捕獲され、3匹の子ギツネも捕まえられたが、いずれも狂犬病にかかっていることが判明し、安楽死させられた。
#BREAKING: Captured. pic.twitter.com/LJAn2ZjH9J
— U.S. Capitol Police (@CapitolPolice) April 5, 2022
傘を使って追い払う
キツネに咬まれた被害者の1人、カリフォルニア州選出のアミ・ベラ下院議員によれば、4月4日にオフィスビルの傍を通っている時に、何かが自分に向かってくるのを感じたという。
最初は小型犬だと思ったようだが、その後キツネと分かり、約15秒間、傘を使って追い払ったそうだ。
もう1人の被害者、メディア「Politico」の女性記者であるXimena Bustilloさんは、1人でいる時にキツネに咬まれたという。
2人とも4回におよぶ狂犬病の予防接種の1回目を打ち終わったそうだ。
キツネの巣が多数存在する
ワシントンD.C.ではキツネは珍しくなく、象徴的なモニュメントがある公園やナショナルモールには、数多くの巣があり、その場所は年ごとに変わると言われている。
また新型コロナの影響で、連邦議会も長い間閉鎖されており、最近になってやっと再開されたという。(了)
出典元:BBC:Rabid fox bites nine people on US Capitol Hill(4/7)