スイスで熱い炭の上を歩いた25人がケガ、13人が病院へ搬送
スイスで熱い灰の上を歩くイベントが行われ、数多くの人がケガを負ったという。(アイキャッチはイメージ)
プライベート・イベントでの事故
この事故が起きたのは6月14日、場所はスイス北部の町、チューリッヒの南にあるアウ半島とされている。
当時、そこではチームの団結力を高めるため、熱い灰の上を歩くプライベート・イベントが行われていたという。
しかしその最中、25人が火傷を負い、このうち13人が病院に搬送されて、重篤なケガの治療を受けているそうだ。
数メートルの炭の上を歩く
警察によると、人々は数メートルの長さに巻かれた炭の上を歩き、その直後に痛みを感じたという。
炭の設置に問題があったのか、人々の歩き方に問題があったのかは、まだ明らかになっていない。
しかしこの事故で、10台の救急車を含む大規模な救急隊が現場に急行し、治療を行い、重篤な患者を病院へ搬送した。
BBCによれば、熱い炭の上を歩くことは「ファイヤーウォーキング」として知られ、モチベーションを高めるための訓練コースや、チャリティーイベントで行われることがあるという。
そこでは人々が熱い燃えさしや炭の上を裸足で歩くのだが、このような行為は世界各地で通過儀礼や試練として用いられているそうだ。(了)
出典元:BBC:Hot coal walk leaves 25 injured in Switzerland(6/15)