風力発電のタービンに落雷、ブレードが燃えながら回転【アメリカ】
アメリカのテキサス州にある風力発電の装置に雷が落ち、燃える様子が撮影された。
1基のタービンに落雷
この落雷が起きたのは7月22日、場所はテキサス州北部の町、クロウエルとされている。
この町にあるフォードシティ風力発電所には、約139基のタービンがあり、2019年9月から稼働を開始していたという。
しかしこの日、1基のタービンに雷が落ち、炎上。ブレードが燃えながら回転する様子が目撃された。
This is near Cromwell, OK. Brent Havins shot this video of a wind turbine that got struck by lightning. pic.twitter.com/jBjUNas0yc
— Mike Collier (@MikeCollierWX) July 22, 2022
発電施設の周辺で多くの落雷
レーダーによれば、消防士が通報を受ける前に、フォードシティの風力発電施設の周辺では多くの落雷があったという。
そして火災が発生したのち、地元のボランティアの消防隊員が駆け付けたが、このような事態に対応する装備がないため、なす術がなく、やがてタービンは崩れていったそうだ。
風力発電所を運営する「Innergex Renewable Energy」社は、敷地にいたすべての従業員は無事で、火災の影響は、この風力発電タービン1基のみだったと述べている。
アメリカのエネルギー情報局によると、テキサス州には1万3000基以上の風力タービンが設置されているという。(了)
出典元:NYPost:Wind turbine disintegrates in Texas after a lightning strike(7/23)