Facebook/Bruno Silva

ポルトガルで山火事が発生し、煙が立ち昇っていく異様な光景が撮影された。

渦を巻き、上空へ伸びていく

その様子が撮影されたのは8月22日、場所はポルトガル北部にあるアルヴァオン山地とされている。

当時、この山腹にある草地では火災が発生し、消防隊らが消火にあたっていたのだが、やがて煙が回り始めたそうだ。

しかも煙は次第に大きくなり、巨大な竜巻のように渦を巻きながら、上空へ伸びていったという。その様子がこちら。

「スモークネード」

この様子を撮影したのは、当時消火活動を行っていた消防士のBruno Miguel Santos Silvaさんだ。

彼は8月23日、映像をフェイスブックに投稿。現在までに4.9万回も再生されている。

元記事では、このような現象を、「スモーク（煙）」と「トルネード（竜巻）」を合わせて「スモークネード（smokenado）」と表現している。

地元メディアによると、8月21日（日）に発生したこの山火事は、少なくとも6000ヘクタールの潅木と松林を焼き尽くし、8月25日には完全に鎮火されたという。（了）

出典元：Yahoo News：Towering ‘Smokenado’ Forms Over Wildfire in Portugal(8/26)