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遺体安置所の元職員の女、男に身体の部位を計150万円分売って逮捕

遺体安置所の元職員の女、男に身体の部位を計150万円分売って逮捕
Facebook/Jeremy Lee Pauley

アメリカ·アーカンソー州の女が、大学医学部の実習用の死体から様々な部位を取り、Facebookで知り合ったペンシルベニア州の男に売っていた。女は逮捕され、起訴されたが無罪を主張している。

 

死体のパーツを20箱分売る

 

アーカンソー州リトルロック市の連邦裁判所によると、起訴されたのはキャンディス·チャップマン·スコットという36才の女。犯行時には遺体安置所で職員として働いていたという。

 

彼女は、「奇妙」なものをテーマにするFacebookグループで、特異な趣味を持つペンシルベニア州の男と知り合い、彼に合計20箱分の死体の部位を売った。合計金額は1万1000ドル(約150万円)ほどになるそうだ。

 

起訴されたキャンディスは、当時、Arkansas Central Mortuary Servicesという葬儀場で働いており、そこで死体の運搬、防腐処理、火葬などを担当していた。また、同市内にあるアーカンソー大学医学部によれば、医学生の実習に使った後の死体の残りはこの葬儀場に送られ、焼却されていたとのこと。

 

Facebook/Jeremy Lee Pauley

異様な買い手の男性

 

彼女から死体のパーツを買ったのは、Jeremy Lee Pauleyという男。顔面に入れ墨、頭部に金属の鋲を埋め込んだ異様な風貌をしている。

 

Facebook/Jeremy Lee Pauley

 

2021年10月に、キャンディスがFacebookを通して彼に最初に送ったメッセージは、次のようなものだった。

 

好奇心から訊くけど、防腐処理した丸ごとの脳を買いたいという人を誰か知らない?

 

それから9ヶ月にわたって、彼女は彼に様々な死体のパーツを売った、と検察は主張している。

 

例えば2021年12月には、「脳2つ、うち1つは頭蓋骨つき。心臓3つ、うち1つは切開されたもの。女性のフェイクの胸2つ。大きなヘソのついた皮膚。腕1つ。広範囲の皮膚1枚。肺1つ」が1600ドル(約21万円)で売られ、同日にPayPal(ペイパル)で決済されていたそう。

 

買った男、Jeremy Lee Pauleyも、盗品を譲り受けた罪などで逮捕されている。(了)

 

出典元:MailOnline:Mortuary worker in Arkansas is indicted for selling stolen body parts to tattoo-covered Pennsylvania man she met on Facebook for $11K(4/30)
出典元:New York Post:Ex-mortuary worker indicted for selling stolen body parts for $11K to a man she met on Facebook(4/30)

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