高さ46mの橋から男性作業員が川へ落下、迅速な救助で一命をとりとめる
アメリカとカナダの国境に架かる橋の上から、男性作業員が落下するも、無事救助された。
アンバサダー橋で作業中に落下
その出来事が起きたのは7月12日、場所はカナダとアメリカの国境を流れるデトロイト川に架かるアンバサダー橋とされている。
当時、この橋では男性の作業員が作業を行っていたが、その後高さ約46mから落下。デトロイト川へ落ちてしまったという。
しかし迅速な救助のおかげで、男性は一命をとりとめ、その後病院へ搬送されたそうだ。下の動画では、男性が落下する場面は3分30秒頃になる。
目撃者らは川で家族を亡くしていた
実は、この迅速な救助が実現できたのは、2人の母娘が男性の落下する様子を目撃していたからだ。
アメリカのデトロイトで暮らす母親のベニータ・フラワーズさんと、娘のテリー・ジョージさんは、男性が橋から落下する様子を目撃した後、すぐに地元のボート会社に知らせに行ったという。
その後、ボート会社のチームは急いで船を出発させ、数分のうちに男性作業員を救助できたそうだ。
しかもベニータ・フラワーズさんのパートナーは1994年に、このデトロイト川で溺れて死んでいたという。
フラワーズさんと娘さんは、取材に対して「自分たちが川でトラウマを負った経験があったからこそ、すぐにボート会社に伝え、行動に移すことができました」と語っている。(了)
出典元:ABC7:Women who saved Ambassador Bridge fall victim recall losing dad in Detroit River(7/14)