豪の浅瀬に大きなクジラが出現、海で泳いでいた人々が近寄る【動画】
オーストラリアの海に大きなクジラが現れ、人々が近寄る様子が撮影された。
浅瀬に近づくのは珍しい
そのクジラが目撃されたのは12月9日、場所は西オーストラリア州・パースにあるPort Beachとされている。
その海の浅瀬に大型のクジラが現れ、しばらく漂っていたという。
クジラがここまで浅瀬に近づくのは珍しいため、人々はクジラが病気か怪我をしているのではないかと心配していたそうだ。
また一部の人は、泳いでクジラに近づき、体をつついたり、触ったりしたという。その様子がこちら。
A large whale was seen swimming in shallow waters close to a beach in Perth, Australia, with swimmers approaching and touching it.
People who saw the giant mammal said they were concerned for its health, due to its unusual proximity to the beach. https://t.co/H26TVoE7xI pic.twitter.com/Kh8gqFyC8z
— ABC News (@ABC) December 11, 2023
Massive sperm #whale appears insanely close to the beach, before heading back out to sea.📍Port Beach, Australia pic.twitter.com/9JJlMmpwVp
— Reg Saddler (@zaibatsu) December 11, 2023
緊密な社会集団の証
クジラとイルカの保護団体によると、生きたクジラは、高齢や病気、怪我、方向感覚を失うなどの理由から、単独で浅瀬に近づくことが多いという。
またクジラが集団で浅瀬に打ち上げられ、その後大量死することが起きるが、これはクジラが緊密な社会集団の一員であることを示しているそうだ。
そしてクジラの群れのリーダーが、航海を誤ったか、病気か負傷して、残りの群れを浅瀬に導く場合もあるという。
このような大量死は、家族で集まって泳ぐ、ゴンドウクジラに最もよく起こると考えられている。
しかし今回のクジラの場合、幸いにも浅瀬で約1時間過ごした後、より深い海へと泳いでいったそうだ。(了)
※その後の情報では、やはりこのクジラが死亡したとも言われている。
出典元:METRO:Group of swimmers poke and prod whale after it got beached in shallow water(12/11)