インドネシアの火山噴火で大量の雷が発生、撮影された動画が恐ろしい
先日、インドネシアで火山が噴火したが、その際、大量の雷が発生する、凄まじい様子が撮影された。
灰が2万mにも達した可能性
インドネシアの北スラウェシ州にあるルアング火山では16日に数回爆発が起き、17日の午後8時頃(現地時間)には、大規模な噴火が発生したという。
これにより灰が約7万フィート(2万1000m)の高さまで噴き出し、成層圏にまで到達した可能性が指摘されている。
またこの噴火では、大量の雷が火山付近で発生しており、SNSにも非常に恐ろしい動画が投稿されている。
Video shows a spectacular lightning storm during an eruption on Indonesia’s Mount Ruang volcano. Hundreds of people have been evacuated from the area. pic.twitter.com/2oxRAHn8Ia
— Al Jazeera English (@AJEnglish) April 18, 2024
ALERT: Indonesia volcano eruption sparks tsunami fears, alert level raised to highest — Officials worry that part of the volcano could collapse into the sea and cause a tsunami, as happened in 1871. pic.twitter.com/idTYAjuImo
— Insider Paper (@TheInsiderPaper) April 17, 2024
警戒レベルは上から2番目
火山の噴火では、灰の粒子が摩擦を起こし、電荷分離が起き、稲妻の形で静電気放電が発生するという。
インドネシア国家災害管理庁は、SNSの「X」において、「状況は1から4の段階の内。レベル3に相当する」と投稿しており、住民や観光客に対して、火山から少なくとも4km離れるよう呼び掛けた。
また火山があるルアング島には800人近くの住民が住んでおり、そのほとんどはすぐ近くの島に避難したとされている。
ルアング火山は、標高725mだが、2002年には噴煙が2万mに達する大規模な噴火が起き、火砕流が発生した他、火山灰による被害も出たという。(了)
出典元:The Washington Post:Massive Mt. Ruang eruption sends plumes nearly 70,000 feet high(4/17)