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ロシア軍のミサイル攻撃により、オデーサの大聖堂が破壊される

ロシア軍のミサイル攻撃により、オデーサの大聖堂が破壊される
Twitter/Defense of Ukraine

ウクライナ南部の都市、オデーサにある宗教施設や住宅などが、ロシア軍のミサイル攻撃により破壊された。

 

1人が死亡、19人が負傷

 

ウクライナ空軍によれば、ロシア軍は7月23日の午前0時過ぎ、高精度の「Onyx」ミサイルと「カリブル」巡航ミサイルを、オデーサに向けて発射したという。

 

オデーサ州のOleh Kiper知事は、この攻撃により1人が死亡し、4人の子供を含む19人が負傷した他、住宅や宗教施設にも損害が出たと伝えた。

 

RBCウクライナ通信も、1809年に完成した正教会の「救世主顕栄大聖堂」が、攻撃で甚大な被害を受けたと報じている。この大聖堂はソ連の支配下で一度破壊されたが、ソ連崩壊後に再建された。

 

Twitter/Kira Rudik
Twitter/Kira Rudik

世界遺産に登録された歴史地区

 

オデーサの歴史地区は今年1月に、国連の文化機関「ユネスコ」により「危機にさらされている世界遺産」のリストに登録され、ユネスコの保護下に置かれた。

 

「危機にさらされている世界遺産」とは、武力紛争や自然災害、都市開発などにより、その顕著な普遍的価値を損なうような重大な危機にさらされている世界遺産のこと。

 

ウクライナに駐在しているアメリカのブリジット・ブリンク大使も「ロシアの容赦のない攻撃が、オデーサの人々や世界遺産にもなっている施設、世界の食糧安全保障にとって重要な港に対し、続けられている」と非難。

 

「アムネスティ・ウクライナ」も「昨夜の(ロシアの)攻撃により、民間の建物、 #UNESCO遺産である建築記念碑、さらにはオデーサの大聖堂に深刻な被害が及んだ」とツイートして非難した。

 

下の動画は23日に、大聖堂の外で行われた礼拝の様子と、市民が片付けに協力している様子。

 

標的ではなかったと否定

 

これに対して、ロシア国防省は、オデーサの攻撃で正教会の大聖堂が標的であったことを否定。民間人がいる施設や文化的・歴史的遺産の破壊を意図的に「除外して」攻撃を計画していると主張した。

 

またロシア国防省は、大聖堂に被害をもたらしたのは、ウクライナ側の対空ミサイルである可能性が高いとも述べている。

 

しかし聖職者の1人は、この破壊が直接ロシアのミサイルによるものだと証言している。(了)

 

出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war: one killed and cathedral in Odesa hit as Moscow launches fresh strikes – as it happened(7/23)

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