米大学が、長年キャンパスで過ごしてきたネコに博士号を授与
アメリカの大学が、長い間学生たちに愛されてきたネコに、博士の学位を授与した。
教授陣も学位の授与を承認
そのネコとは、バーモント州の町、キャスルトンで暮らす「マックス・ダウ」だ。
「マックス」は、この街にあるバーモント州立大学に長い間出入りし、何年もの間、キャンパス内の愛情深い一員だったという。
そこでバーモント州立大学は、教授陣からの承認を得て、「マックス」に博士の学位を授与。またイヌハッカや爪とぎの場所が与えられ、トイレの世話も受けることになるという。
ほぼ毎日、大学へ出かける
「マックス」はもともと野良猫の子供だったが、この5年間は、アシュリー・ダウさんという女性と暮らしている。
そしてほぼ毎日、「マックス」はバーモント州立大学のキャスルトン・キャンパスに出かけていて、学生たちからも可愛がられているという。
ある日、近所の野良猫に「マックス」が襲われた時、飼い主のアシュリーさんは、「午後5時以降にマックスが外出しているのを見かけたら、家に連れてきてほしい」といった看板を立てたそうだ。
すると学生たちが実際に、「マックス」を連れてきてくれたり、またはテキストメッセージで、居場所を教えてくれたり、するようになったという。
「マックス・ダウ」は5月18日に行われる大学の卒業式には参加しないが、大学側はその後すぐに飼い主に学位を授与する予定としている。(了)
出典元:The Guardian:Master of litters: cat named Max given honorary degree by US university(5/18)