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ロシア軍がウクライナ北東部のハルキウ州で攻勢、11人の住民を殺害

ロシア軍がウクライナ北東部のハルキウ州で攻勢、11人の住民を殺害
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ロシア軍は5月19日、ウクライナ北東部のハルキウ州で攻撃を続け、数多くの人々を殺害した。

 

合計11人の民間人が死亡

 

ロシア軍は19日、ハルキウ市郊外にある湖畔のリゾート地を襲撃。周辺の複数の村も攻撃し、少なくとも合計11人が死亡、数十人が負傷したという。

 

このリゾート地では、6人が死亡し、1人が行方不明、27人が負傷したそうだ。

 

しかもこのリゾート地には、ウクライナ軍の兵士はおらず、犠牲になったのは、全て民間人だと考えられている。

 

 

また19日の遅くには、クピアンスク地区の2つの村で、さらに5人が死亡、9人が負傷した。

 

ハルキウ州のOleh Syniehubov知事によれば、ロシア軍は自走式多連装ロケット砲で、地区内の2つの村を砲撃したという。

 

しかもハルキウ市郊外にある、ボウチャンスク市でも、ロシア軍の砲撃で1人が死亡したそうだ。

 

ウクライナ軍もロシア領を砲撃

 

ウクライナのゼレンスキー大統領は、ウクライナ軍が今週、ハルキウ州での陣地を強化し、東部ドネツク州でもロシア軍を撃退しているとし、次のように述べている。

 

「実際、ロシア軍は、ハルキウ州からドネツク地方に至る広い前線にわたって、我が国の戦力を薄くし、ウクライナを弱体化させるという目標を達成できていない」

 

またウクライナ軍も19日、国境を接しているロシア南部のベルゴロド州の町に、砲撃を加えた。

 

ベルゴロド州の知事によれば、ウクライナ軍の多連装ロケット弾が、Shebekinoの町に着弾し、子供3人を含む11人が負傷し、アパート7棟が被害を受けたという。

 

また町の東端にあるルジェフカ村では、ウクライナ軍の砲撃で2人が負傷し、少なくとも1つの住居が大きな被害を受けたそうだ。

 

ただしこの被害の状況については、まだメディアでも確認が取れていない。(了)

 

出典元:The Guardian:Ukraine war briefing: Russian forces launch deadly attack on Kharkiv lakeside resort(5/20)

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