英の海岸に巨大なサメの死骸が打ち上がる、フォークリフトで撤去
イギリスの海岸に巨大なサメが打ち上がり、観光客を驚かせたという。
全長約7.3mのウバザメ
そのサメは、歯がないために「トゥースレス・ブルース」とも呼ばれる、ウバザメとされている。
6月30日、スコットランドの町、エアシャーにあるメイデンズ・ビーチに、このサメの死骸が打ち上げられているのが発見された。
このウバザメの大きさは24フィート(約7.3m)もあり、撤去するにはフォークリフトが必要だったという。
口や尾にロープが巻き付いていた
このサメを最初に発見したのは、ヨランダ・マッコールさんだ。彼女によれば、この巨大な生き物は口にロープがついており、それが尾にも巻き付いていたという。彼女は発見時の様子について、次のように語っている。
「その生き物は水中に浮かんでいて、生きているのか死んでいるのか、分かりませんでした。もし生きていて、もがいているなら助けてあげたいと思い、ウェットスーツを着て水に入って確認しました。残念ながら死んでいましたが、まさに最近死んでしまったようでした。逃れるのに疲れたのかもしれません」
その後マッコールさんは、すぐに英国ダイバーズ海洋生物救助隊(BDLMR)とスコットランド海洋動物座礁計画(SMASS)のチームに連絡したという。
現場に到着した職員も、この生物がウバザメだと確認したそうだ。
ウバザメは絶滅危惧種で、夏の間はエアシャーの沖でよく目撃されているという。(了)
出典元:MailOnline:Fin-ished: Giant 24ft shark washes up on UK beach, leaving walkers shocked – as huge fish is carried off by tractor(7/2)