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【動画】アザラシ幼稚園のライブストリーミングに日本人殺到! 熱狂が現地メディアにも取り上げられる

【動画】アザラシ幼稚園のライブストリーミングに日本人殺到! 熱狂が現地メディアにも取り上げられる
Instagram/zeehondencentrum

世界中の情報が集まるX。日々の生活や暑さに疲れ切った日本人ユーザーが、”アザラシ幼稚園”と呼ばれるオランダのアザラシ保護施設のライブストリーミングに殺到し、現地を驚かせている。

 

茶柱や白湯などのワードも誕生

 

話題のライブストリーミングは、こちらから見ることができる。

 

 

これはオランダのピーテルブーレン・アザラシセンターにある、ゴルフバッドという名前のプールだ。ケガや病気のアザラシや親のいない子アザラシを、海に帰すことを目的として保護している。現在50頭ほどのアザラシが保護されており、このプールにいるのはそのうちの11頭だ。

 

立ち泳ぎしているアザラシは“茶柱”、立ち泳ぎしながら集まっている様子は“柱集合会議”、プールサイドに打ちあがっている様子は“のざらし”などと呼ばれている。特に一日数回ある給餌タイムが人気だ。

 

登場人物はアザラシだけではなく、時折現れる“カモメ監視員”や“サギ園長”も愛されている。夜中など、誰もいないプールは“白湯”と名付けられた。

 

日本の熱狂ぶりが現地メディアでも伝えられる

 

この日本人の熱狂ぶりは、現地メディアのRTLでも取り上げられた。

 

それによると、今まで1日の視聴者数が30~100人程度だったライブストリームが、話題になった当日は1900万人に視聴されたという。チャンネル登録者数も3900人から1日で4万人になり、8月6日現在は17万人を超えている。

 

また、1日で1ヵ月相当分の寄付が集まったと伝えられた。ピーテルブーレン・アザラシセンターは政府の支援を受けていないため、寄付には大変助けられているという。

 

また、同記事内では、「日本の迷信」として茶柱が紹介された。「日本で縁起が良いとされる茶柱に見えることから、アザラシたちが好まれているのでしょう」と園の広報担当であるMarco Boshoven氏は考えているそうだ。

 

さらなる寄付を訴えている

 

日本からの熱狂はすさまじく、寄付を募るページがサーバーダウンしてしまったほどだ。

 

 

ピーテルブーレン・アザラシセンターは、新しいページを用意して、さらなる寄付を訴えている。

 

また、他の動画の視聴数が増えると、ライブストリーミングにスーパーチャット機能が着けられるとのこと。保護されたアザラシが海に帰るまでの記録がいくつも投稿されているので、あわせて見てみてはいかがだろうか。

 

 

ピーテルブーレン・アザラシセンターは、2025年1月5日に閉鎖予定だ。以降はWadden Sea World Heritage Centre(ワッデン海世界遺産センター)に移転される。日本からの寄付で、アザラシたちに快適な移転先を与えられるかもしれない。(了)

 

参考:RTL「Donations pour in at Pieterburen Seal Center after viral post from Japanese X-account」(8/3)

参考:ピーテルブーレンアザラシセンター

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