2羽の巨大なハクトウワシが絡み合ったまま地面に落下、なぜ?【動画】
アメリカで、2羽のハクトウワシが絡み合ったまま、地面に横たわっている姿が撮影された。
足を絡ませながら格闘
そのハクトウワシが目撃されたのは、ジョージア州の町、サバンナとされている。
地元テレビ局「WSAV」のスタッフによると12月12日の午後6時頃、あるマンションの外で「バチン」という大きな音がし、最初は木の枝が折れたと思ったという。
しかしよく見ると、地面で2羽のハクトウワシが足を絡ませながら格闘しており、彼らが地面に落下した時の音だと分かったそうだ。
交尾の儀式、求愛行動
実は、ハクトウワシは通常、地面に落ちる直前に互いをつかんでいた手を離し、落下を防ぎ、その後再び格闘を続けるという。しかしこれは交尾の儀式で、求愛行動と考えられている。
「WSAV」のスタッフはその後、警察にこの鳥について通報。戻ってみると、2羽のハクトウワシの姿は消えていたそうだ。
天然資源局の生態生物学者によれば、2羽のワシが絡み合ったまま落下し、地面に落ちて気絶するのは珍しいことではないという。
また落下によりワシがケガを負うことも、通常はないそうだ。ハクトウワシの営巣期は10月に始まり、冬まで続くと考えられている。(了)
出典元:WSAV:VIDEO: Bald eagles crash land in Savannah(12/12)