メキシコのビーチにリュウグウノツカイが漂着、生きたまま泳いできた!【動画】
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メキシコのビーチに、生きたリュウグウノツカイが漂着し、その様子が撮影された。
リュウグウノツカイに人々がびっくり
この魚が目撃されたのは2月9日、場所はメキシコのバハ・カリフォルニア・スル州にあるビーチ、Playa El Quemadoの海岸とされている。
当時、ビーチにいた海水浴客は、生きたリュウグウノツカイが浅瀬を泳ぎ、やがて砂浜に打ち上げられるのを目撃したという。
そのリュウグウノツカイは小さかったが、人々は驚きの声を上げ、やがて男性が海へ戻そうとする様子が撮影された。
A deep-sea creature rarely seen by humans called the oarfish has washed ashore in Mexico!
Legend has it that this mysterious “doomsday fish” only emerges from the ocean’s depths when disaster is near 👀
pic.twitter.com/NciJ7jbEbo— FearBuck (@FearedBuck) February 18, 2025
体長は11mまで成長、深海に生息
フロリダ自然史博物館によると、リュウグウノツカイは体長が最大36フィート(約11m)にまで成長するという。
また通常、リュウグウノツカイは水深650フィート(約200m)から2400フィート(約730m)の地点で目撃されているそうだ。
そのため浅瀬で見つかった場合、リュウグウノツカイは何らかのストレスを受けている可能性があり、多くはそれが原因で死んでしまうと言われている。
この動画を撮影したロバート・ヘイズ氏によれば、当時リュウグウノツカイを海へ戻そうとして、3回も沖合に送り出そうとしたが、そのたびに戻って来たという。
リュウグウノツカイは人間に直接の危険を及ぼすことはないが、まだ生態についてはあまり知られていない。(了)
出典元:FOX Weather:Watch: Rare oarfish surprises beachgoers after washing ashore in Mexico(2/17)