橋の縁に12時間もいたワンコ、動物保護サービスのスタッフが慎重に救助【動画】

YouTube/The Dodo
アメリカのフロリダ州で先月、橋の縁に留まり続けていた犬が見つかり、無事に救助された。
12時間も同じ場所にいたピットブル
そのワンコが発見されたのは、フロリダ州の町、ジャクソンビルにあるマートル・アベニュー橋だ。
ACPS (動物保護サービス)のスタッフが通報を受け、現場に向かったところ、橋の外側の縁に、1匹のピットブルが座っていたという。
しかもそのメスのピットブルは12時間も同じ場所にいたとみられ、あと数センチ動けば、橋の下に落ちそうな状態だったそうだ。
そこで3人の保護官は、慎重にゆっくりとワンコの首と口にリードを巻き付け(安全のため)、なんとか引き上げることに成功した。その様子がこちら。
「マートル」と名付けられる
保護官らによれば、この犬は恐怖で凍り付いていたが、見知らぬ人間たちが助けに来てくれたことを知っていたようだったという。
救出された後、この犬は橋に因んで「マートル」と名付けられ、シェルターで保護された。
シェルターでの検査の結果、「マートル」はフィラリア症と診断され、また緊張をほぐし、新しい環境に適応するのに少し時間がかかったそうだ。
しかし性格も人懐っこく、今では新しい飼い主も見つかり、愛情あふれる家で楽しく暮らしているという。(了)
出典元:Pupvine:Pittie Frozen In Fear Stuck On The Edge Of Florida Bridge For Over 12 Hours Until Rescuers Arrived(2/26)