ハワイのキラウエア火山、溶岩を300メートルの高さまで噴出【動画】

アメリカ・ハワイ州にあるキラウエア火山が、驚くような高さまで溶岩を噴き上げ、その動画が撮影された。
住宅地が危険にさらされることはない
地質学者は3月27日、キラウエア火山が溶岩を1000フィート(約300メートル)の高さまで噴き上げたと、発表した。
当時、キラウエア火山があるハワイ火山国立公園には、そのダイナミックな光景を一目見ようと、多くの人々が集まったそうだ。
アメリカ地質調査所によると、溶岩は火山の山頂、カルデラ内と国立公園内にとどまっており、住宅地が危険にさらされることはないという。
Video footage captures Mount Kilauea, Hawaii’s most active volcano, launching fountains of molten lava up to 180 metres high. pic.twitter.com/SrNXbqLwCK
— Al Jazeera English (@AJEnglish) March 27, 2025
昨年12月23日から噴火
キラウエア火山は昨年12月23日から噴火を始めており、それ以来12回以上の中断と、噴火の再開を繰り返している。
アメリカ地質調査所によると、今回の噴火は3月25日の正午から、26日の夕方まで続いたという。
ハワイ島の南東部に位置するキラウエア火山は、世界で最も活発な火山の1つであり、世界中から観光客が訪れ、その爆発的な光景で人々を驚かせているそうだ。
ハワイ州内の6つの活火山のうち最大のものは、同じくハワイ島(通称:ビッグアイランド)にある「マウナ・ロア」で、2022年11月、38年ぶりに噴火した。(了)
出典元:AP:Hawaii’s Kilauea volcano puts on a fiery show with a towering fountain of lava(3/28)