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オーストラリアの海で、非常に人懐っこいイルカが現れ、驚くような映像が撮影された。

西オーストラリア州の沖合で父子が遭遇

そのイルカが目撃されたのは4月下旬、場所は西オーストラリア州の町、Two Rocksの沖合とされている。

当時、父親のリッキー・プラントさんと、息子のノア・プラント君はボートに乗って、釣りをしていたという。

すると突然、海の中からイルカが現れ、ボートに近づいてきたそうだ。しかもノア君が餌をあげようとすると、口を開けて食べたという。その様子がこちら。

A little boy and his father had the encounter of a lifetime while fishing off the coast of Perth, when a dolphin swam up to their boat to enjoy the fish they were offering. https://t.co/EzUOk33VNk pic.twitter.com/CbQmaxNaNU

— ABC News (@ABC) May 4, 2025

「こんな光景は初めてです」

父親のリッキーさんは「9News」に対し、「感動しました。人生の大半を海で過ごしてきましたが、こんな光景は初めてです」と語っている。

しかもこの好奇心旺盛なイルカは、2人がボートを移動させた後もついてきたという。

また当時、イルカは1頭ではなく、最大で20頭ほどの群れが近くにおり、ボートの周りで楽しく遊んでいたそうだ。

バンドウイルカは好奇心旺盛なことで知られているが、このような行動は珍しいとされている。

ただし専門家によれば、飼育下に置かれていたイルカは非常に人懐っこいという。

実は35年前、Two Rocksの町には「アトランティス海洋公園」があり、そこではイルカが飼育されていたが、施設が閉鎖された際、一部のイルカは野生に放されたそうだ。

リッキーさんは「イルカたちはとても人懐っこく、群れ全体もそうでした。（略）あの瞬間は決して忘れません」と語っている。（了）

出典元：9NEWS：Curious dolphin pays Perth father and son a visit during fishing trip(4/25)