意外な協力関係?大きなクマと一緒にいるコヨーテを発見【動画】

アメリカのカリフォルニア州で先日、大きなクマとコヨーテが一緒にいる姿が目撃された。
保安官代理が現場で目撃
その様子が目撃されたのは6月下旬、場所はカリフォルニア州の町、アルタデナとされている。
当時、住民がその地域でクマを目撃し、警察に通報。アルタデナ保安官事務所の保安官代理が、対応に当たったという。
そして2人の保安官代理が現場に到着すると、クマはなんとコヨーテと一緒におり、お互いに仲良くしているように見えたそうだ。
UNLIKELY FRIENDS: A bear and a coyote were spotted hanging out together by sheriff’s deputies near Los Angeles. pic.twitter.com/86kqQCoU0Y
— Fox News (@FoxNews) June 28, 2025
火災で野生動物の生息地が失われる
保安官代理は、その珍しい様子を撮影。その後、アルタデナ保安官事務所がフェイスブックに投稿して、注目を集めた。
カリフォルニア州魚類野生生物局のスティーブ・ゴンザレス氏によれば、コヨーテがクマの後をついていくのは、実のところそれほど珍しいことではないという。
コヨーテは、自分自身では得られない食べ物の残りをクマから得ることで、メリットを受けているそうだ。
実はこの地域では昨年、山林火災が起きて被害を受けており、野生動物の生息地も失われたことで、今後もこのような協力関係が重要になるとも考えられている。
アルタデナ保安官事務所はSNSへの投稿で、「私たちの野生生物が、再び繁栄しているのを見ることができて嬉しいです」と述べている。(了)
出典元:The Dodo:Sheriff’s Deputy Spots Massive Bear On Stroll With An Unlikely ‘Coworker’(6/27)