アラスカ沖で突如クジラが浮上、船の近くで巨体のジャンプする姿がダイナミック
アラスカでホエールウォッチをしている最中、突然クジラの巨体が船のすぐ近くに現れ、迫力のある映像が撮影された。
ボートの目の前でクジラが跳躍
この映像を撮影したのは、Tristan Krauseさん。彼は8月20日に「The Taz Whale Watching Tours」に参加し、アラスカの州都Juneauの近くにあるPleasant島の沖合で、ホエールウォッチングを楽しんでいたという。
そして遠くにクジラが潮を吹く姿が見えたと思った瞬間、ボートのすぐ近くにザトウクジラが浮上。
突然、巨体をジャンプさせ、大きな水しぶきを上げて海面に落下した。これにより乗客たちも水浸しになったそうだが、皆驚き、歓声を上げていた。
「船が沈んでいたかもしれない」
Krauseさんはこの動画を8月22日にYouTubeに投稿。すると多くのメディアにも取り上げられ、現在までに6万5000回以上も再生されることに。
その後、妻が同じ船に乗っていたSteve Heiseさんは、動画のコメント欄に投稿、そこで妻が聞いた話を紹介した。そのコメントには次のように書かれている。
「その船に私の妻は乗っていました。その後、現役を引退したホエールウォッチングの船長が動画を見て、妻に言いました。ボートがひどいダメージを受け、人々が傷ついていたかもしれないと。彼らのボートはクジラと同じ大きさだったため、沈んでいたかもしれないと語ったそうです」
確かに船にクジラがぶつかっていたらと思うと恐ろしいが、ケガ人などが出なかったのは幸運だったのかもしれない。(了)
出典元:SFGATE:Humpback says hello to Alaska whale watchers with humongous splash(8/23)
出典元:ABC7:Humpback soaks whale watchers during close encounter in Alaska(8/23)