6年間もリスの日常を追い続けた写真が、あまりに可愛いとして話題に
リスの日常の姿を6年にもわたり追い続けた写真があまりに可愛らしいとして、話題を集めている。
キツネの訪れを機に現れたリス
リスの日常の姿を6年という長期にわたって追い続けてきたのは、オランダ・スウェーデンのハーフの写真家、Geert Weggenさん。
国際的なフォトコンテストでの受賞経験もあるというWeggenさんが得意とするのは、リスの一種であるキタリスの撮影だ。
Weggenさんがキタリスの撮影をはじめたきっかけは、6年前にも遡る。
この時、玄関前にキツネがいるのに気付いたWeggenさんは、キツネに与えるための肉を取りに慌てて家の中へと戻り、それからキツネは餌をもらうため日常的にWeggenさんの元を訪れるように。
これを写真撮影の好機とみたWeggenさんは、キツネの姿を写真に捉えてきたという。
一方、キツネの写真を撮影し始めてから2週間が経った頃、キツネはバルコニーに置かれていたWeggenさんの撮影小道具で遊ぶように。
以来Weggenさんのバルコニーは、撮影小道具やカメラ、鏡などが置かれた写真撮影所へと化していったという。
さらにキツネに続いて野鳥、そしてキタリスもWeggenさんのバルコニーを訪れるようになり、こうして彼はキタリスの写真を撮影するようになっていったようだ。
キタリスを完璧に撮影する方法を習得
「最近は12以上もの野生のキタリスが庭を訪れており、私は撮影のための背景を制作し、キッチンに座って写真を撮影している」というWeggenさん。
Weggenさんの作品は、キッチンから座って撮られたものにはとても見えない完成度の高さだ。
しかし何年にもわたる撮影の中で、キタリスを完璧に撮影する方法を習得したとしている。
お気に入りの写真をご紹介!
キタリスの愛らしい姿を捉え続けてきたWeggenさんであるが、その中でも彼はお気に入りとして50枚もの作品を挙げている。
ここからは、そんなWeggenさんお気に入りの写真を少しだけご紹介させていただこう。
まず一枚目に紹介させていただくのはこちら。
小さなベンチの上に立つリスが、地面を離れていく風船を掴もうとしている姿を捉えたこちらの写真は、まるでCGか合成写真のようにメルヘンチックだ。
続いてご紹介させていただくのは、こちらの作品。
ミニサイズのメールボックスから、これまた小さな手紙を取り出しているかのようなリスの姿を捉えたこちらの写真。手紙を掴むリスの手が小さくなんとも愛らしいのもポイントだ。
続く写真はこちら。
リスといえばクルミをはじめとした木の実を食べるイメージが強いが、そんなクルミを小さな斧を使って開けようとする姿を捉えたこちらの写真。自然界のリスがもし斧を使ってクルミを開けているのを見れば、驚いてしまうことだろう。
次にご紹介するのはこちら。
普段はWeggenさんの作品において被写体となっているリスたちだが、こちらの写真ではWeggenさんとリスの役割が反対に。リスがカメラマンとなっているかのように見える。
続いてご紹介するのはこちらの写真。
小さなおもちゃの車に乗っているリスを写したこちらの写真。車の横にWeggenさんお手製と思われる“最高時速ナッツ3つ”との標識が掲げられているのも愛らしい。
そして最後にご紹介させていただくのはこちらの作品だ。
目の前の的を弓矢で射ようとしているかのようなリスと、その様子を的の上からなんだか嬉々とした表情で見守るリスの2匹の姿を捉えた写真。本当に弓矢を用いているかのように見える姿がとても楽し気だ。
いかがだったろうか。気になる方は他にもこちらのサイトからWeggenさんの作品の数々を閲覧することができる。
なんだか合成写真であるかのように見えてしまうほど、愛らしいキタリスの写真の数々。Weggenさんにはこれからも素敵な写真を数多く撮影していただきたいところだ。(了)
出典:Boredpanda:I Followed Squirrels Daily With My Camera For 6 Years And Here Are 50 Of My Best Photos(12/8)
出典:Daily Mail:Acrobatic squirrel does the SPLITS as it balances on the stalks of two flowers while foraging for food in Sweden(7/9)