ジャングルのミステリー!ブラジルの森でクジラの死骸が発見される
本来の生息域から離れたブラジルの森の中で、クジラの死骸が発見され、調査が進められている。
アマゾン川の河口付近の島
その死骸はザトウクジラとみられ、2月22日にブラジルのパラー州にある、Marajó島で発見されたという。
クジラの大きさは長さが11m、胴回りが6mもあり、死骸は浜辺から15mも離れた森の中で見つかったそうだ。
Marajó島はアマゾン川の河口に位置しているが、そもそもザトウクジラの生息域は海水とされ、しかもなぜ森に打ち上げられたのか、謎が深まっている。
クジラにケガは見当たらない
このため市の保健衛生環境局が調査を開始。なぜ冬の季節に、本来の生息域からずっと離れたこの場所に打ち上げられたのか、理由を探っているという。
また環境保護に取り組むNGO団体「Bicho D’agua 」の生物学者らも現地入りし、死骸を確認。最初に調べた限りでは、目に見えるようなケガは見当たらないとしている。
そのため死因を特定するには、検視が必要だと述べているそうだ。
現段階では、ザトウクジラが餌を見つけられず、この付近に移動して大量の水を飲んだ結果、プラスチックで窒息した可能性が考えられている。
その後、クジラは死亡し、死骸が高波によって運ばれたのではないか、とみられている。
それにしても森の中でクジラが見つかるとは、発見した人も驚いたに違いない。(了)
出典元:Maritime Herald:A Humpback Whale Was Found Dead in the Middle of the Jungle [VIDEO](2/23)
出典元:MailOnline:Mystery as 36ft-long humpback whale is found dead in the Amazon JUNGLE leaving experts baffled as to how it got there(2/24)