新型コロナの影響か?インドの川に例年になく多くのフラミンゴが飛来
新型コロナの影響により、例年になく多くのフラミンゴがインドの街に飛来し、注目を集めている。
毎年渡ってくるフラミンゴ
そのフラミンゴの群れが確認されたのは、インド西部、マハーラーシュトラ州にある街、ナヴィー・ムンバイとされている。
その街を流れる川には4月20日、15万羽を越えるフラミンゴが移り住み、集まっていたという。
もっともこのエリアには毎年、フラミンゴが渡ってくるのだが、環境問題研究家も今回ほど多くの鳥が集まるのは、めったに見られないと指摘している。
Look at these two stunning photographs of flamingos at the TS Chanakya wetlands in Navi Mumbai. Shot by the talented Pratik Chorge for @htTweets. The first image is on page one of the Hindustan Times Mumbai edition today. #birds #Mumbai #flamingos #wildlife #India #photography pic.twitter.com/rrEosfVH0O
— Paroma Mukherjee (@ParomaMukherjee) April 19, 2020
#WATCH Maharashtra: A large number of migratory Flamingo birds seen at the creek in Navi Mumbai. pic.twitter.com/2FT0D0WXcW
— ANI (@ANI) April 18, 2020
住民も鳥の多さを認める
研究者らは、新型コロナウイルスによって人間の行動が制限され、水や空気が綺麗になり、多くの鳥が移住してきたと考えているそうだ。
また野鳥保護区「Thane Creek Flamingo Sanctuary」のスタッフも、ムンバイの周辺では住民らが、これまでにないほど多くの鳥を目撃していると指摘。空気や水の汚染レベルが低下し、フラミンゴの餌となる藻類の質が改善されたことも、理由として挙げている。
この付近の住民も、ここ数年、これほど多くのフラミンゴを見ていないと語っており、人間の活動がいかに地球上の野生動物に大きな影響を与えているのかという点についても、同意しているという。
出典元:MailOnline:Thousands of flamingos converge on Indian lake after coronavirus lockdown caused cleaner air and water ‘and encouraged unusually high number of the birds to gather there’(4/23)