米の動物園でオオカミの子供が7匹も誕生、母親の周りを歩く姿がカワイイ
アメリカの動物園で新しく7匹のオオカミの子供が生まれ、その可愛らしい様子が撮影された。
初めて巣穴から出て歩き回る
その動物園とはニューメキシコ州の街、アルバカーキにある「Albuquerque BioPark」だ。
ここに飼育されているメキシカン・グレー・ウルフの母親、「Kawi」と父親の「Ryder」の間に、この春7匹の子供が誕生。
6月9日には初めて巣穴を出て、母親に甘えながら付近を歩き回ったという。
この様子は園内のカメラに収められ、そこには子供をかわいがる「Kawi」の幸せそうな姿が映っていた。
1回目の出産では子供の生存率は低い
動物園のスタッフはまだ設置されたカメラでしか見守ることができず、最初の検査なども行われていないため、子供たちの性別は今後明らかになるそうだ。
「Kawi」の出産は今回で2回目。昨年5月には「Archer」というオスの子供が生まれ、今でも両親と一緒に暮らしているという。。
しかし「Archer」と同時に生まれた2匹の雌の子供たちは結局、死んでしまったとか。というのもメキシカン・グレー・ウルフの場合、最初の出産で生まれた子供の生存率は高くなく、約30%が誕生日を迎える前に死んでしまうそうだ。
2回目の出産で生まれた赤ん坊たちは比較的身体も大きいとされているが、今回7匹も生まれたとして職員も驚いているという。また今後子供たちは、「Archer」と両親とで構成される群れに加わっていくことになるとか。
この「Albuquerque BioPark」はここ数年、メキシカン・グレー・ウルフの個体数を回復させるのに重要な役割を果たしてきたとされている。(了)
出典元:City of Albuquerque:ABQ BioPark Welcomes 7 Baby Lobos(6/9)