カリフォルニア州上空に赤い満月、山火事の煙により奇怪な色に染まる
山火事が続く、アメリカのカリフォルニア州で不気味な赤い色に染まった月の映像が撮影された。
9月30日に動画を撮影
この映像を撮影したのは、Igor A Chicherinさん。
彼は9月30日に、カリフォルニア州にあるシャスタ山の上空を登っていく満月の映像を撮影した。
しかしその月は山火事の煙の影響で、真っ赤に染まっており、不気味な雰囲気をたたえていたという。その映像がこちら。
隣のオレゴン州でも月がオレンジに
この映像はもともとChicherinさんのインスタグラムに投稿されたもの。あまりにも赤くてフィルターをかけているようにも思えるが、動画サイトの「Storyful」は山火事の煙の効果によって、このような色になったと説明している。
インスタグラムには他にも当時の月の動画が投稿されており、そこには煙が薄かった時の、白っぽい月の映像も投稿されている。しかし再び煙が濃くなった時には、やはり月はオレンジ色に染まっていた。
またこのような月の変色が目撃されたのは、カリフォルニア州だけではないようだ。
オレゴン州ユージーンにいる、全米気象協会の認定気象学者であるDylan Robichaud氏も、「今朝、カリフォルニアの山火事による上層大気の煙のために、月がオレンジ色に見えた」と報告している。(了)
出典元:Storyful Rights Management:Crimson Full Moon Rises Into Smoky California Sky(10/4)