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ありそうでなかった、エベレストから下界を見下ろす動画に鳥肌

ありそうでなかった、エベレストから下界を見下ろす動画に鳥肌
Twitter/Dr.Ajayita@DoctorAjayita

世界最高峰の山、エベレスト。写真などで山そのものの姿を目にすることはあるが、そこから見渡した風景がどんなものかは、意外と知られていないのではないだろうか。

 

ある登山パーティのメンバーが、最も天に近いその場所から、360度の景色を撮影。動画がツイッターにアップされている。

 

地球の頂点からの眺め

 

23秒のその動画は、スポーツ用の小型カメラ「GoPro(ゴープロ)」で撮られたもの。撮影者は不明だが、投稿したのはインドで伝統医療(アーユルヴェーダ)のクリニックを運営する医師、Ajayita Chananaさん。

 

映っているのは雪に覆われた周辺の山々と、山頂の狭い場所に座った登山パーティの面々……こう書いてしまうと何でもないことのようだが、実際見てみると、何とも言い難い不思議な気分にさせられる。

 

動画は先月30日に投稿され、現在の視聴回数は3万6000回以上、3800件を超える「いいね」が付いている。海外メディアによれば、これを見てエベレストに登りたくなった人が多くいたようだ。

 

美しく危険なエベレスト

 

今でこそ一般人も登れるようになったエベレストだが、人間が初めてその頂上に立ったのは1960年初頭のこと。登頂の試みは1920年頃から始められ、幾つもの遠征隊が登頂に失敗している。

 

Wikipediaによれば、1990年頃から登山者数が急激に増え、2012年までに3842人もが登頂に成功しているそう。商業登山が盛んになった今では、登山者の「渋滞が問題になっており」、「頂上から登山者が数珠つなぎになって渋滞」することもあるらしい。

 

登頂のためのノウハウの蓄積や、装備の進歩のおかげで、登山者の死亡率は減少傾向にあるが、危険な山であることに変わりはない。Wikipediaには「登山ルートには、随所に120体もの遭難者の遺体が放置され、凍結か、乾燥によりミイラ化している。遺体の中には登山ルートの目印となっているものもある」という、なかなかおぞましい記述もある。(了)

 

出典元:Zee News:Ever wondered how it looks from the peak of Mt Everest? Check out the viral video here(10/3)

出典元:Wikipedia:エベレスト

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