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マレーシアの航空会社の制服が「セクシー過ぎる」として、政治家から批判される

マレーシアの航空会社の制服が「セクシー過ぎる」として、政治家から批判される

マレーシアの格安航空会社は現在、フライトアテンダントの制服が「露出し過ぎ」だとして、同国与党の政治家から非難を浴びている。

 

イスラム国家として好ましくない制服

 

問題となったのは、マレーシアの格安航空会社であるAirAsiaFireflyの2社。同国の最大与党、統一マレー国民組織(UMNO)のアブドゥッラー・マット・ヤシム議員は、18日に議会での討論において次のように語った。

 

「女性のフライトアテンダントの制服は、乗客を刺激する恐れがあり、イスラム国家としてのマレーシアの公式立場を表していない。」

 

「国内の航空委員会は、この件について本当に検討しなければならない。」

 

航空会社にデザイン変更を提案

 

UMNOのメガット・ズルカルナイン・オマルディン議員もこの意見に同意し、制服のデザイン変更を検討するよう航空会社に提案した。

 

「私が一人でMalindoやAirAsiaを利用する際は、いつも妻が心配する。本当に面倒なんだよ。」と、マレーシア国立シラット連盟の事務総長でもあるメガット氏は冗談まじりに語った。

 

アブドゥッラー氏によると、マレーシアとインドネシアを拠点とする格安航空会社Malindoの制服は「許容範囲」だという。デザインはタイトだが、「繊細な部分」は覆い隠されているためだ。しかし、AirAsiaとFireflyはこの限りではない。

副大統領も問題提起を称賛

 

アブドゥッラー氏は今回、航空会社の制服について問題提起したとして、アブドゥル・ハリム・アブド・サマド副大統領から「人々はいつも飛行機を利用するので、これはとても良いテーマだ。」と称賛を受けた。

 

マレーシア議会にて航空会社の制服が議論されたのは、今回が初めてではない。先週、ハナフィ・ママット議員は、「マレーシアはイスラム国家なので、シャーリア法(イスラムの宗教法)に基づく制服を着用しなければならない。」と主張している。

 

また彼は「フライトアテンダントの『セクシー及び無礼な』制服により、観光客にマレーシアの間違った印象を与えてしまう恐れがある。」と語ったという。(了)

 

出典:independent:MALAYSIAN AIRLINES’ FLIGHT ATTENDANT UNIFORMS DEEMED ‘TOO SEXY’ BY POLITICIANS (12/19)

出典:THE STRAITS TIMES:AirAsia, Firefly stewardesses’ uniforms too sexy: Malaysian MPs (12/19)

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