車にぶつかったウサギ、バンパーの下に挟まり48km以上の距離を移動
イギリスで、ある男性が乗っている車に、ウサギが生きたまま挟まるという出来事があった。
出勤途中、車に何かがぶつかる
その男性とはマーク・ピアソンさん(46)。彼は6月14日、出勤のためにウェールズの町、プルヘリからバンゴールに向かい、車を運転していたという。
その途中、何かが衝突する大きな音を聞いたが、バックミラーで確認しても何も見えなかったため、そのまま30マイル(48km)以上の距離を運転し続けたそうだ。
しかし数時間後、会社の同僚から、車のバンパーの下にウサギが挟まっている、と教えられた。
ウサギに大きなケガはない様子
同僚から教えられた時、ピアソンさんは当初、半分になったウサギを見ることになるのではないか、と恐れたそうだ。
しかし自分の車に戻って確認すると、バンパーの下に生きたウサギが閉じ込められているのを発見した。
バンパーの下の部品が折れているのに気づくまで、ピアソンさんにはどうしてウサギがこのような状態になったのか、理解できなったという。恐らく、ぶつかった時にプラスチックの部品が折れ、中にウサギが閉じ込められたが、その後部品が元に戻った、と彼は推測している。
その後、ピアソンさんは何とかウサギを傷つけずに、取り出すことに成功。近くの森に返すことができたそうだ。
ピアソンさんは「ウサギは少し鼻血を出している以外、怪我をしていないようだった」と語っている。(了)
出典元:The Guardian:Rabbit survives 30-mile road trip trapped in grille after being hit by car(6/20)