ハリケーン「イアン」に襲われた町、冠水した場所でサメらしき魚を目撃【動画】
大型のハリケーンに襲われたアメリカ、フロリダ州の町で、水に浸った敷地においてサメのような魚が撮影された。
当初はフェイク動画との意見も
ハリケーン「イアン」に襲われたフロリダ州の町、フォートマイヤーズ市は、道路が冠水し、多くの住宅も浸水の被害にあったという。
そして9月28日には水に浸った敷地で、サメらしき魚が、ヒレを動かしている様子が撮影された。
2017年にハリケーン「ハービー」がテキサス州を襲った際には、水没した高速道路を泳ぐサメの偽の写真が出回ったため、この動画も当初、フェイクではないかとの意見があったそうだ。
しかしその後、これが実際に撮影された映像だと確認された。ただし映っているのは、サメなのか、またはコピア(スギ)やアーマード・キャットフィッシュなど別の種類の魚なのかは、明らかになっていない。
データで時間や場所も確認済み
この動画を撮影したのは、ドミニク・カメラッタ氏だ。彼は28日の朝、自宅で、隣人の敷地に浸水する洪水を見ながら、この動画を撮影したという。
動画を紹介している「Storyful」は、映像の場所を調べて特定し、カメラッタ氏の住む場所で撮影されたことを確認したという。
また映像のメタデータには、その日の午前8時4分に撮影されたことが示されていたそうだ。
カメラッタ氏の家は、エストロ湾に注ぐ支流のヘンドリーク川から東に約0.5km離れた、小さな湖に面しており、潮の満ち引きによって湖面が上昇するという。
実は過去にも、オーストラリアで嵐の後、道路にサメが残されるという出来事があり、当サイトでも紹介している。(了)
出展元:Storyful:Shark Reported in Flooded Fort Myers(9/30)