インドで巨大なサイがトラックと衝突、その後生存を確認
インドで大きなサイがトラックと衝突する様子が撮影され、その後調査が行われた。
ハンドルを切って避けようとしたが…
この事故が起きたのは10月8日、場所はアッサム州の保護区「Haldibari Animal Corridor(動物回廊)」とされている。
当時、トラックの運転手は、道路に現れたサイに気づき、ハンドルを切って避けようとしたという。
しかし避けきれずにトラックは、サイと衝突。サイは倒れ、立ち上がって道路から出ようとするが、再び倒れてしまい、やがて何とか起き上がるとそのまま森へと入っていった。その様子がこちら。
Rhinos are our special friends; we’ll not allow any infringement on their space.
In this unfortunate incident at Haldibari the Rhino survived; vehicle intercepted & fined. Meanwhile in our resolve to save animals at Kaziranga we’re working on a special 32-km elevated corridor. pic.twitter.com/z2aOPKgHsx
— Himanta Biswa Sarma (@himantabiswa) October 9, 2022
運転手には多額の罰金
その後、サイが生きていることが確認されたが、トラックの運転者は取り調べを受け、多額の罰金が科せられたという。
アッサム州のHimanta Biswa Sarma州首相は、10月9日にこの事故について次のように述べている。
「サイは私たちの特別な友人です。彼らの空間を侵害することは許されません。Haldibariでのこの不幸な事件では、サイは生き残り、車は止められ、罰金を科されました。一方、カジランガ(事故が起きた町)の動物を救うために、私たちは32kmの特別な高架回廊に取り組んでいます」
今年3月に発表された統計によれば、アッサム州のカジランガ国立公園と虎の保護区(KNPTR)の「サイ(一角)」の個体数は、過去4年間で200頭増加したという。
またKNPTRには2613頭もおり、一角サイの最大の生息地となっているそうだ。(了)
出典元:Hindustan Times:Rhino hit by truck in Kaziranga, Assam CM says ‘will not allow any…’ | Video(10/9)