スコットランドに見事な氷の円盤が出現、ハイカーが偶然発見
スコットランドのハイランド地方で山歩きをしていたハイカーが、偶然氷の円盤を発見した。
ハイキング中に偶然、目撃
そのハイカーとは、スコットランドの町、Dunoonに住むDan Brownさん(32歳)だ。
彼は先日、父親と一緒に、ファイン湖の源流にある小高い山「Beinn Bhuidhe」をハイキングしていたという。
そして道の脇で水筒に水を入れて休憩していたところ、小さな滝のふもとでゆっくりと回転している氷の円盤に気づいたそうだ。
2人とも、水中でゆっくりと回転する氷の完全な円盤を見たことがなかったため、珍しい現象に違いないと思い、写真やビデオを撮影したという。
アメリカやカナダでも形成される
イギリスの気象庁は、氷の円盤を「非常に冷たい海や湖で発生しがちな、珍しい現象」と定義しているそうだ。
この現象は、バルト海や南極大陸の周辺で最も頻繁に見られるが、アメリカやカナダの五大湖でも比較的頻繁に形成されるとか。
氷のパンケーキも出現
また昨年の12月、イングランドのノーサンバーランドを流れるタイン川でも、珍しい現象が目撃されたという。
パドルボーダーのポール・サンディンさんとティム・フレイターさんはこの時、氷点下の夜の後、水面にアイス・パンケーキが形成される光景に出くわしたそうだ。
Check out these absolutely AMAZING ice pancakes! They were captured by Paul Sundin when paddle boarding on the Tyne near Hexham.
They form when swirling eddies of water freeze. Good enough to eat! 🥞 pic.twitter.com/ujQecnyVQX
— Jen Bartram (@JenBartram) December 9, 2022
氷のパンケーキは、川の泡が凍り始めて結合し、渦巻く水流に吸い込まれ、円形に形成されたものと考えられている。(了)
出典元:METRO:Incredibly rare ‘ice disk’ phenomenon spotted by hikers in Scottish Highlands(1/24)