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社員に1日30分の昼寝を保証する会社が現れた【インド】

社員に1日30分の昼寝を保証する会社が現れた【インド】
photo AC

15分~30分程度の昼寝は「パワーナップ」と呼ばれ、仕事の生産性を上げると言われている。だが、職場で堂々とそれができるのは、社長や上級管理職くらいなものだろう。平社員が昼寝なんぞしていれば、どういう査定になるか言わずと知れたもの。

 

ところが最近、平社員も堂々と昼寝できる会社が、インドに現れた。

 

毎日30分の昼寝時間を保証

 

インドのスタートアップ企業「Wakefit Solutions」は、オリジナルで製造した家具を消費者に直接販売するという、新しいビジネスモデルを実践する会社だ。

 

特にベッドには力を入れており、そのせいもあってか、睡眠の大切さをよく分かっているようだ。毎日午後2時から2時半まで、社員の誰もが昼寝できるという制度を導入した。

 

同社の創立者であるChaitanya Ramalingegowda氏はこう言う。「私たちは睡眠に関するビジネスを6年以上やっています。しかし、昼寝という重要な休息について、正しく判断することが出来ていませんでした。もちろん、昼寝について真剣に考えてきましたが、今日からは、それをもう1歩先に進めます」

 

ツイッターで発表

 

建前を言うだけ言って、あとはうやむやにしてしまう経営者は世の中に少なくない。だが、Ramalingegowda氏は違うようだ。社員への昼寝保証を、オフィシャルのアナウンスとしてツイッターで発表した。

 

 

・全社員は、毎日2時から2時30分までの30分間、昼寝の権利を有することになる。

・オフィシャルの昼寝タイムであるこの時間は、全社員のカレンダーがブロックされ(予定が入らないようにな)る。

・社員のための完璧な昼寝環境を作るため、静かな部屋と、寝心地のいいカプセルベッドを準備する予定。

 

こんなふうに会社主導で昼寝を促進してくれれば、生産性を上げるため、自腹で、喫茶店で居眠りする必要はなくなるわけだ。日本企業にも勇断を求めたい。(了)

 

出典元:The IndianExpress:Indian start-up announces 30-min nap break for employees every day(5/8)
出典元:Hindustan Times:Indian startup offers employees ‘right to nap’ at work for 30 min every day(5/6)

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