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地震から28日後、瓦礫に閉じ込められていた犬の親子を救出【トルコ】

地震から28日後、瓦礫に閉じ込められていた犬の親子を救出【トルコ】
Instagram/meyako_rescue

トルコで約1カ月も瓦礫に閉じ込められていた犬の親子が見つかり、無事に救出された。

 

トルコ南部のハタイ県で発見

 

その犬の親子が見つかったのは、地震で壊滅的な被害を受けたトルコ南部のハタイ県とされている。

 

2歳半のドーベルマンの「Sila」は、地震の際に崩れた瓦礫によって、地下の空間に閉じ込められてしまったという。

 

その後、飼い主のKadir Keyifliさんは地元の救助隊にお願いしたが、誰もその瓦礫の中に入ることができなかったそうだ。

 

しかし3月6日、動物救助隊のグループ「Meyako」のメンバーが、なんとか瓦礫の狭い隙間を通り抜け、ドアの穴を壊して地下の空間にアクセスすることに成功。

 

救助隊員は、「Sila」が1カ月近く生き延びただけでなく、3匹の子犬を出産していたのを確認したという。

 

ドッグフードのおかげで生き延びる

 

その後、救助隊は4匹の犬の親子を救出。「Sila」とその子犬は、治療のために近くのアダナ市に運ばれた。

 

Keyifliさんによれば「Sila」は、地下の空間に残されていた大きな袋に入ったドッグフードのおかげで、生き延びることができたという。

 

また「Sila」や子供も大きなケガをしていないらしく、母犬の方は痩せているように見えたが、介助なしで歩くことができたそうだ。

 

 

先月の地震によるトルコとシリアの死者は5万2000人に迫る勢いで、2月6日以降、被災地では1万回近い余震が起きているという。(了)

 

出典元:MailOnline:One tough mother! Dog and her three newborn pups are rescued from rubble a MONTH after Turkey’s devastating earthquake(3/9)

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