Switch news

知っておきたい世界のニュース

ブラジルでペレの死を悼み、キリスト像が国旗の色にライトアップ

ブラジルでペレの死を悼み、キリスト像が国旗の色にライトアップ
Twitter/B/R Football

先日、ブラジルの元サッカー選手、ペレが亡くなった。82歳だった。

 

来年にはスタジアムでペレの葬儀

 

ペレは以前から数年に渡り大腸癌の治療に専念してきたが、12月29日、癌の進行による多臓器不全のため亡くなった。

 

国民的英雄の死を受けて、ブラジルでは3日間、国民が喪に服すことになり、リオデジャネイロのコルコバードの丘にあるキリスト像が、黄色と緑にライトアップされたという。

 

喪に服す期間は今後、ボルソナロ大統領によって発表され、2023年1月2日と3日には所属チームだった「サントス」のスタジアムで、ペレの葬儀が執り行われる予定とされている。

 

Twitter/B/R Football

3度のワールドカップで優勝

 

ペレは、1958年と1962年、1970年において、ブラジルが史上唯一3度のワールドカップで優勝を果たすことに貢献したという。

 

その活躍により、史上最高の選手と言われたペレは生涯、親善試合を含む1363試合に出場して1279ゴールを挙げ、その記録はギネス世界記録として認定されている。

 

 

またワールドカップでは、ブラジル代表として92試合に出場し77ゴールを挙げ、ブラジル代表の歴史において現時点でも、ネイマール選手と並んで得点王になっているそうだ。

 

さらにペレは「キング」の愛称で呼ばれ、1999年には国際オリンピック委員会から「世紀のスポーツ選手」に選出され、2000年にはFIFAからマラドーナ選手とともに「世紀のプレーヤー」にも選ばれている。

 

しかも彼は、サッカーの功績だけでなく、貧しい人々の社会状況を改善するための政策を支持し、国民的英雄とされてきたという。

 

イギリスでは、偉大なペレに敬意を表すため、ウェンブリー・スタジアムのアーチがブラジルカラーにライトアップされている。(了)

 

出典元:METRO:Christ the Redeemer turns green and yellow for Pele with Brazil set for three days of national morning(12/30)

記事が気に入ったら
Switch Newsをフォローしよう!


Return Top