Switch news

知っておきたい世界のニュース

米の空港で「癒し係」のニャンコがデビュー、飛行機で緊張する乗客のため

米の空港で「癒し係」のニャンコがデビュー、飛行機で緊張する乗客のため
Instagram/sfowagbrigade

アメリカの空港で、飛行機への旅で緊張する乗客のために、サポート・キャットが採用された。

 

他の動物たちの仲間に加わる

 

その空港とは、カリフォルニア州にある「サンフランシスコ国際空港」だ。

 

同空港には、飛行機に乗るのが苦手な人を癒してくれる動物が多くおり、今回その仲間に14歳のネコ「Duke Ellington Morrish」が加わったという。

 

「Duke」は、すでに自宅などで心のケアをする、サポート・アニマルとして活躍していたため、今回この役割にぴったりだったそうだ。

 

Instagram/sfowagbrigade

ウサギやブタも選ばれている

 

このような取り組み「ファー・フレンド・プログラム」は2013年に開始され、特別に訓練された動物を使って、乗客らを落ち着かせる手助けをするという。

 

以前は犬だけのチームだったが、現在はネコの「Duke」をはじめ、ウサギの「アレックス」、ブタの「リルルー」の3匹がいるそうだ。

 

すべての動物はサンフランシスコの動物虐待防止協会(SPCA)から認定を受け、動物介在療法(ATT)プログラムを受けているという。

 

その上で、気質や行動を考慮して、かわいい子たちが選ばれるとか。

 

実は「Duke」は2010年、野良猫のコロニーにおいて、飢えと病気の状態で発見されたという。

 

そして子猫の時には、動物虐待防止協会の施設でしばらく過ごし、やがて母親と娘の家族に引き取られたそうだ。

 

飼い主は「Duke」に人を癒す才能がることに気づき、その後アニマルセラピストの資格を取得させ、以来病気や不安を抱えた人たちを助けてきたという。(了)

 

出典元:METRO:Airport hires a cat to sooth nervous travelers(6/16)

記事が気に入ったら
Switch Newsをフォローしよう!


Return Top