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インドで猛烈な熱波、暑さにより約100人が死亡

インドで猛烈な熱波、暑さにより約100人が死亡
Twitter/JOURNALIST VIEW

インドではここ数日、猛烈な熱波に襲われ、多くの犠牲者が出ているという。

 

猛暑で症状が悪化した可能性

 

インドで最も人口の多い2つの州で、暑さのために少なくとも96人が死亡しており、当局は60歳以上の住民や、さまざまな病気で苦しむ人々に、日中は屋内にいるよう警告した。

 

インド北部のウッタルプラデーシュ州では、州都ラクナウの南東約300kmに位置するバリア地区で54人が死亡。東部のビハール州でも、多くの死者が出ているという。

 

当局は、死者のほとんどが60歳以上で、持病があり、症状が猛暑で悪化した可能性があるとの見方を示している。

 

過去3日間に300人が入院

 

ウッタルプラデーシュ州のバリア地区では6月18日、最高気温が43度(109F)となり、平年を5度上回ったそうだ。相対湿度は25%を記録し、暑さの影響を強めているとか。

 

インド気象局(IMD)の科学者・Atul Kumar Singh氏は、州全体の気温が現在平年を上回っているとし、「今後24時間以内に緩和されることはないだろう」との見方を示している。

 

バリア地区の医療担当官であるSK Yadav氏は6月18日、過去3日間に300人ほどの患者が暑さで悪化した様々な病気のために、地区の病院に入院していると明らかにした。

 

入院患者のほとんどは60歳以上。いずれも高熱、嘔吐、下痢、呼吸困難、心臓関連の症状を呈しているという。

 

6月17日に父親を亡くした、バリア地区の住民であるRS Pathak氏は、次のように述べている。

 

「バリア地区では、こんなことは一度もなかった。これほど多くの人が暑さのために死んでいくのを見たことがない。人々は外に出ることを恐れている。道路も市場も、ほとんど閑散としています」

 

ビハール州でも42人が死亡

 

インド東部のビハール州でも、灼熱の暑さが州の大半を覆い、過去2日間で42人が死亡したという。

 

このうち35人は州都パトナの2つの病院で亡くなっており、そこでは下痢や嘔吐に苦しむ200人以上の患者が治療を受けていたそうだ。

 

パトナでは、6月17日に最高気温44.7度を記録している。

 

インドのほとんどの地域では、4月、5月、6月が最も暑く、その後モンスーンの雨で気温が下がる。

 

しかし、この10年で気温はさらに上昇しており、数千万人が水不足にも陥っているという。(了)

 

出典元:The Guardian:India heatwave: nearly 100 dead amid warnings to stay indoors(6/19)

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